森博嗣『スカイ・クロラ』が劇場アニメ化。2008年公開予定。
そう言えば、以前、森博嗣は『立喰師列伝』の映画を見たと日記に書いていた様な。
絵はどんなのかなあ。鶴田謙二の絵を基にするのだろうか。まあどうなろうと、実写化よりはマシだろう。
原作の物語をどの程度いじるかは不明。
森博嗣『イナイ×イナイ』読了。
Xシリーズ第1作。
『ηなのに夢のよう』に登場した、椙田泰男(保呂草)と真鍋瞬市が主人公側。椙田は表向きは美術品鑑定業と探偵をやっており、真鍋は芸大(勉強はあまりしていないので成績はいまいち)に通いながら椙田の手伝いをやっている。椙田は別の仕事をやっているせいで、あまり表に出てこないので、事件に関わるのは、真鍋と椙田の助手の小川令子。
当主を亡くした旧家・佐竹家にて、美術品鑑定をやりながら、真鍋と小川が佐竹千鶴(双子姉)から「(亡くなったと言われているが生きているはずの)兄を捜して欲しい」という依頼を受ける。そして見つかる、地下牢と佐竹千春(双子妹)の死体。
旧家で起こる事件と言う事で、レトロな感じ。工学部の学生が居ないので、理屈っぽさも抑え気味。
事件を立ち回る人達が知る由もない真実の一部は、前半で出てくる。Gシリーズよりは、答えを明確に示さない謎が少ないかな。些末な問題が積み重なって、少々が多少になり多々気になるが。四季博士の存在は今のところ無い。
椙田はGシリーズの赤柳と良い感じの間柄だったので、今後出る可能性もある。道楽探偵の鷹知祐一郎もちょっと気になる。
西之園萌絵は、都内のとある大学で「先生」と呼ばれる立場に就いたらしい。ラストの方でちょっとだけ登場。どうなる事やら。
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イナイ×イナイ (講談社ノベルス モF- 38) |