佐藤友哉『子供たち怒る怒る怒る』読了。
6本の中編集。どれも、子供を中心として、その視点、社会を焦点にしている、という感じ。
子供達はどれも、一癖ある感じ。まあ、誰でも持っている感情であるとも思うが、それを膨らませてやると、こうもエグくなる。実社会の事件と結び付けるとナンセンスなので、これは(みんなのアイドル)佐藤友哉が考えた、虚構の子供の社会である、と考えた方が面白いだろう。
どれもまあ、あっさりと人が死に過ぎる。名前のあるキャラクタも無いキャラクタも、ばんばん死ぬ。
『死体と、』の段落無し構成の勢いは舞城王太郎の文体を感じるが、死体が転がりまくって、まさにカオス。
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子供たち怒る怒る怒る (新潮文庫 さ 63-1) |